まめ子の独白

どん底から這い上がり続けた日々を振り返っています

切ない貧乏

私の親は、数年前に破産しています。

原因は、ギャンブルです。      

 

 

小さい頃から、

平日の夜や土日は

両親揃ってパチンコに出掛け

妹と2人で

家にいることが多かったのを覚えてます。  

 

(カップラーメンが箱買いしてあって

私たちの食事用に常備してありました。)    

 

 

私を育てるのにお金がかかるから

家のローンがあるから

お父さんの給料が少ないから

(すべて母談)

など言いながら  

 

 

むしろパチンコのおかげで

生活費の足しになったとよく言ってましたし  

 

負けた日の機嫌の悪さは

今思い出しても、恐ろしかったです。      

 

 

「行かないでほしい」

と伝えたこともありましたが    

 

 

「1000円だけ!!すぐ帰ってくるから〜」

と言って出掛けたまま

帰ってこないことも多くて

いつしか、あきらめました。    

 

 

多分、楽しかったんでしょうねえ。

 

スリルも味わえて

現実逃避もできたんだと思います。    

 

 

 

それだけ、現実が

辛かったとも言えますね・・・

 

 

 

破産する数年前まで、

よくもったなあと思いました。    

 

今思えば、

妹がいてくれてよかったです。

 

寂しさと孤独が紛れました。

よくゲームで遊んでたなあ。   

 

 

 

思えば母は、

私が小さい頃から

お金に対する執着が

本当にすごくて  

 

小学校の時に

使わずにコツコツ貯めてた

お年玉の貯金

(忘れもしない20万円!)を

根こそぎ使われてたことに

気付いた時は

 

恨みましたよね・・・  

 

 

高校に通う交通費をもらうにも

「生むんじゃなかった」 などと、

文句を言われまくってました。    

 

 

印象に残ってるのは

学生の頃、

 

修学旅行の写真を購入したくても

親に写真代を

ちょうだいと言えなくて  

 

友達と一緒に、

さも購入するかのように

封筒に番号と枚数だけ書いて

 

そのあと何ヶ月も

机の中に入れていた、切なさです。    

 

 

次回に続く・・・!!