まめ子の独白

どん底から這い上がり続けた日々を振り返っています

親の借金

前回の続きです。    

 

 

親の借金が発覚したのは

私が社会人として

上京して働き始めて

なんとか軌道に乗り始めた頃でした。  

 

(私は地元で就職、

結婚&離婚ののちに上京しています)  

 

おそらく、

私からお金のにおいがしたのか

私の学費にお金がかかったから

返してくれと言われて  

 

 

数十万円くらい渡してから

1ヶ月も経たないくらいだったでしょうか。  

 

いきなり、電話がかかってきました。

 

「実は借金がある。

今日中に20万円振り込まないと大変なことになる。

だから15時までになんとかしてもらえないか。」    

 

借金に

ビックリしたのもそうですが

 

母が、私に

心を開いてくれたような気がして

嬉しかったのもあって

すぐに渡しました。  

 

それが、2ヶ月に1回くらいのペースで繰り返され  

しまいには、

「15時までに払えなかったら

パート先のレジから

お金を抜いてしまったから

バレたら死ぬしかない。

もう私なんて死んだ方がマシだ。」  

 

・・・今おもえば

新手の脅しっぽいですが(笑)  

 

当時は本気で

親の役に立とうと頑張っていたし

親孝行している気分で嬉しくもありました。  

 

それが、親との共依存だったという・・・

 

どちらも自立しない、共倒れの道です。    

 

 

結局、 私がしばらく

海外に行っているあいだ

(連絡が取れない時期)

 

 

どうやっても

首がまわらなくなったらしく

 

 

 

母も腹を決めつつあったのが

決定的になり

 

弁護士に相談、

破産を申請したという流れです。  

 

 

それを聞いた時、

もっと早くしておけば・・・  

 

毅然とした態度で、

厳しい態度で

母に接することができればと悔やみました。  

 

愛だと思ってたのが、ただの情でした。    

 

あげたお金は、

ブラックホールに消えた気がします。

 

勉強代にしては高かったなー。  

 

そして私自身も、

その後、いろいろあって

借金をしています。

 

 

まだ返しきっていません。  

 

 

親のせいにしたこともありましたが

 

今は、頑張る原動力になっています。