まめ子の独白

どん底から這い上がり続けた日々を振り返っています

悲劇のヒロイン

上京したはいいものの

完全に逃げ場を失った私。    

 

トイレで泣きながら

気がついたことがありました。    

 

 

・・・私、悲劇のヒロインになってたんだ。    

 

 

離婚沙汰のときに

心ある友人から、

お叱りを受けたりしました。  

 

 

「悲劇のヒロインになってるよ。」  

 

 

そんなことを言われたりもしました。  

 

 

当時は、  

なんてひどいこというの!!

私は弱い人間なのに!!  

 

そんな風に思ってましたが

ようやく自覚しました。  

 

 

弱いもののふりをしてる

だけなんだってことを。

 

 

私の中の、

執念のような

「ここで終わりたくない!!」

という

 

 

生きる力みたいなものが

湧いてきたんです。

(トイレの中でw)  

 

 

親の愛を感じたっていうのも

自分を後押ししてくれた気がします。  

 

家族に、あそこまで

自分の弱いところを

さらけ出したこと、なかったです。      

 

 

東京に出てきて半年。  

 

 

”何もしたくない”と

ずっと家にいた私ですが

仕事を探し始めました。    

 

職場でも

いろいろ辛い目にはあったんですが

ちょっとずつ、

自立の道を進んでいきました。    

 

 

東京という新しい土地で

自分を知らない人だらけの中で

再スタートを切った感じだったも

よかったのかもしれません。  

 

負けん気の強さと

執念深さが  

功を奏したんだと思います。    

 

 

実は、

私にとってのどん底は

この数年後に訪れるのでした。    

 

 

・・・つづく!!