まめ子の独白

どん底から這い上がり続けた日々を振り返っています

決意する

前回の続きですが

 

話を整理するため

一度、私の家の事情に

話を戻します。    

 

 

夫とのよくわからない関係が

半年くらい続いた頃、  

 

 

 

私はついに、引越しを決意します。

 

お金はないけど、

気持ちさえあれば

どうにかなるかもしれないと。  

 

それに、働く決意もします。

バイトとか言ってられない、

もっとガッツリ働こう。

 

私はデスクワークが得意。

 

販売とかは苦手だし、やりたくない。

 

デスクワークをやればいいじゃないか・・・

 

 

ヒーラーの仕事は

続けるけど

派遣社員でも働こう。    

 

 

気持ちが決まると

なんだか希望が少し見えた気がしました。    

 

 

思いついて即、

(お金はないけど)

不動産やさんに行くと

 

 

すぐにピンとくる物件に出会います。    

 

 

そこは、今の家から歩いて1分。  

 

ちょうどベランダから

見えていたマンションで  

 

「あそこに住めたらいいのになあ・・・」  

 

と思ってた場所でした。    

 

 

しかし・・・お金がありません。

むしろキャッシングした借金もあるくらい。    

 

これ以上借りられるお金もない。

ヤミ金ならまだしも・・・)    

 

超ダメ元で

親に相談することにしました。  

 

きっと心配かけると思うけど

家のこと、借金のことを

勇気を出して

カミングアウトすることにしたんです。    

 

母の反応は

もちろん驚いていましたが  

 

ものすごく心配してくれて・・・    

 

 

家族会議をひらくから

1日待ってくれ  

 

と言われた、1日後。    

 

 

妹が貯めていた

子どもの貯金から

「引越し費用を貸すよ」と

言ってくれたんです。  

 

 

申し訳なさはかなりありましたが

(ちょっとのプライドも・・・)  

 

それ以上に、

感謝しかありませんでした。    

 

 

その直後、

食べ物をたくさん送ってくれて・・・

 

「頑張ってね」

と書いた封筒の中に

 

1万円が、入ってました。  

 

 

・・・なきました。  

 

 

当時の母にとって

1万円は相当な金額です。      

 

 

ありがたく受け取り  

かならず返すと約束して

家の契約をすることを決めます。

 

(ちなみに、この返済は終わってます!)    

 

 

仕事探しも、

いよいよ覚悟を決めて

動き始めると    

 

 

夕方〜夜のみの

デスクワークの求人が見つかりました。  

 

 

トントン拍子に話は進み

そこで週3日、働くことに。    

 

 

社会に出られるよろこびと  

 

ずっと一人だったので

ものすごく緊張感があって

怖かったのを覚えてます。    

 

 

行動することで

現実が変わり始めた感じです。

曖昧な関係

前回の続きです。

 

一人暮らしの彼の家で

「触れたい」と言った私ですが    

 

 

彼は相当びっくりしながら

こんな感じで答えました。  

 

「○ちゃん(私)の気持ちは嬉しい。  

好きっていうのには

答えられないけど  

触れたいという気持ちには

答えられる。」    

 

 

みたいな感じだったと思いますが  

当時の私は、

寂しさと不安定さで

(どん底も手伝って)

 

何がなんでも

つながりを求めてたので  

 

 

別に付き合わなくてもいいし

むしろ、私も

好きかどうかわからないしと

言いながら  

 

肉体関係を持つこととなります。      

 

 

実は・・・    

 

当時、彼には、

好きな人がいました。  

 

しかも、一度付き合って

すぐに別れてしまい  

想いを相当引きずっていました。    

 

 

彼は、よくも悪くも

かなり正直な人で  

 

「○ちゃん(私)とこんな感じになって

好きな人に罪悪感が・・・」  

 

と、私の前で言ったりしていました。    

 

それでいいと

思ってたはずの私ですが

本当は、そんなこと

なかったんですよね・・・    

 

 

当時、夫も悩んでたと思いますが

後にも引けず  

 

すごく話しやすく、接しやすく

気があう友だちだったので  

 

お互いに、

失いたくない気持ちが強く

葛藤の毎日でした。    

 

 

私は、彼のことが好きだ

ということを認め始めます。

 

 

(よーーーく考えれば、

初めて会ったときから

惹かれていました・・・)  

 

彼は、

「愛してるけど好きじゃない」

「とにかく大事な存在だけど、恋愛じゃない」  

 

そういう言葉を繰り返してました。    

 

 

何度も、

こういうことはやめようと

話し合いをしましたが  

 

もう、カテゴライズできない関係で

いいじゃないかと

腹を括る決意を固めはじめます。    

 

好きな人がいてもいいって

思ってましたが

 

彼と好きな人とは

曖昧な関係が続いていて

 

 

 

独占したい、

会わないでほしい  

 

 

そんな気持ちが大きくなってきました。  

 

それを彼に伝えたところ

あっさり  

 

「いいよ、もう会わないよ」  

 

と言われて拍子抜けです・・・      

 

 

そこで、、  

夫の元奥さんのことが

無視できなくなってきます。    

 

 

別れた後も、

夫の悪口を言いまくっていた彼女。  

 

その後、彼氏はできますが

悪口は止まりません。  

 

それをたくさん聞いてたのに

元奥さんに、私と彼の関係を話すと・・・

 

おそらく、嫌悪されるだろうなと

ずっと、言えないでいました。    

 

 

次回につづく

夫への気持ち

何もかもどん底で

八方塞がりな状態でも  

 

強がることだけはやめなかった私。

(だから八方塞がりを

抜けられなかったともいう)  

 

だから、人と会ってると

妙にハイテンションだったんですよね・・・

     

家にいたくなくて

よく、出かけたりもしてました。  

 

とはいえお金がないので

マクドナルドで長時間居座ったり  

 

深夜、人気のない公園に行って

どうにもならない状況に

号泣したりしてました。

(危ない・・・)      

 

実は、私は

今の夫とも友達でしたが  

 

その元奥さんとも

すごく仲良しだったんです。    

 

元奥さんは、

当時の私の状況を

すごく心配してくれて  

 

いろいろ連絡くれたりしてました。    

 

 

 

・・・話が前後しますが  

どん底になる少し前のこと。  

 

引越しが落ち着いたばかりの時に

ある友人と話していて  

 

「好きな人いないの?」  

と聞かれたときに    

 

 

一瞬、なぜか

今の夫の顔が浮かび

 

 

いやいやいやいや〜〜

と打ち消した後  

 

「いないねぇ」  

 

というと、、  

 

「今の間は・・・!!

誰か思い浮かべたでしょ!!」    

 

という流れから  

元奥さんの話もたくさん聞いてたし

ぜったい違う!!

と思いながらも

(感情は激しく抵抗)  

 

 

行動してみないとわからないよなぁと

(気づいてしまうと

行動しないと気が済まないタイプ)  

 

その日の夜に、

夫の家に遊びに行き

夜中3時くらいに 告白したのでした・・・  

 

しかも、

好きだっていう気持ちとは

思えなかったというか

わからなかったので  

 

 

「触れたい」  

 

 

と、言ってみたのでした・・・    

 

 

つづく〜

わがままな、ありのまま

前回の続きです。

 

この頃は、

住環境、仕事、お金に加えて

対人関係もボロボロでした。  

 

みんなが離れて

いってるような感じがしていて

孤独でした。  

 

 

私は、なんだかんだ言って  

心をひらいてなかったし

傲慢だったし

妬みや僻みを正当化してたんです。    

 

 

それが表面化したような感じです。  

 

 

前回の記事でも

少し触れましたが 

 

バイトしたら?」と

言われることもありました。    

 

 

今思えば、 まったくもって

冷静な意見なんですが

傲慢さとプライドが邪魔して

怒りすら湧いてきてました。 

 

 

とはいえ、

しのごの言ってはいられないので

バイト先を探し始めました。    

 

ヒーラーの仕事に

関係する仕事じゃないといけない    

 

 

そんな気持ちに縛られて

パワーストーンのお店とか

ヒーリンググッズのお店とか  

 

いろいろ求人をみまくってました。    

 

 

・・・ピンとくる求人がない・・・    

 

 

そんなこと言ってる場合か!!

とツッコミを入れたくなりますが    

 

 

自分に正直になる

自分に素直になる    

 

 

というのを、

完全に履き違えてた気がします。    

 

 

ようやく見つけた

雰囲気よさそうな求人も

書類選考で落ち・・・    

 

 

友人から、

整骨院の受付の仕事を紹介されるも

採用連絡までいただいていたのに  

 

やっぱり違う気がする  

 

と、ドタキャン。

友人の顔に泥を塗る始末。      

 

 

自分に素直になるとは

 

 

自分勝手に、

傍若無人に生きることとは

違うんですよね・・・  

 

 

自分の思うままに

暴言吐いてもいいとか

そのまま行動してもいいとか  

 

 

それらを超えたところに

本当のつながりがある  

 

とか・・・  

 

 

ぜーーんぜん、

人のこと考えてなくて

自分のことしか考えてなくて。    

 

これは、今だから言えますが

隣人っていうのは、

まさに私そのものだったんです。    

 

 

私が嫌って言ってるんだから

嫌なんだよ!!  

 

それがわからない相手が悪い。

怒る相手の人格レベルが低い。

 

 

わかるまで言おうか?

という感じすらありました。    

 

 

無意識に、

そんな気持ちが働いてましたねえ。    

 

みんながいて私がいる。

私がいてみんながいる。  

 

 

頭ではわかってたつもりでも

どこか、人を憎み、

恨み、僻んでたので  

 

 

肝心なところで、

そういう自分が顔を出してました。    

 

 

そんな一面も

ありのままの自分でしたが

 

そのありのままを

素直に出しても

苦しくなる一方なのでした。

 

 

 

そしてここで、今の夫が登場です。

 

つづく

初めての借金

隣人からの激しい攻撃に

ノイローゼ気味になりながらも  

 

当時の私は、一生懸命、

自分と向き合ってました。

(自分を責めてたところもあります)

 

 

出口は見えませんでした。  

 

直接話したほうが

いいのかと思いましたが

 

「危なすぎるから!!」と

みんなに止められて、断念。    

 

その代わり、

直接手紙を書いてみたり

弁護士に相談しにいってみたり

不動産やさんに相談してみたり  

 

いろいろやってみましたが

攻撃はエスカレートする一方。  

 

 

とにかく私が憎い。

 

全部私のせい。

当たり散らす。

そんな感じが伝わってきました。  

 

「絶対に追い出してやる・・・」

 

 

という声が、忘れられない・・・  

 

 

当時の私は

絶対出てってやるもんか!!!

 

くらいに思ってましたが  

 

頑なになって

本当の自分の気持ちを

いろんなところで

ごまかしてきた気がします。    

 

 

とまあ、こんな調子ですから

セッションがほとんど入らない状況が

数ヶ月続きました。  

(こういうのは、精神状態がダイレクトに影響します)    

 

 

・・・ということは〜  

 

 

お金がなくなります。  

 

 

生活費が、どう見繕っても足りません。    

 

 

恐怖です。    

 

 

 

親は破産していて

いつも「お金がない」と

言ってるような感じなので

頼れません。    

 

 

 

自分と向き合うことだけは

一生懸命やってたつもりですが

時間だけが過ぎていきます。  

 

バイトも探していましたが

私の理想が高くて

(そここだわる余裕ないのにね^^;)

 

なかなか見つからない上に

面接で落とされたり。   

 

 

ついに、家賃の支払日。  

 

 

その日に食べるお金すらありません。    

 

 

延滞はできない。絶対に。  

 

 

大変なことになる。

信用を失いたくない。    

 

 

滞納したところで

払えるようになるアテがない。

 

 

 

生まれて初めて、

キャッシングしました。  

 

 

持ってたクレジットカードの

キャッシング枠だったんですが

限度額は10万円。  

 

 

いきなり限度額MAX引き出しました。

(じゃないと足りないから)  

 

返すアテもないのに。    

 

 

胸がドキドキして 手が震えました。    

 

 

隣人の攻撃に怯え

生きた心地のしない部屋。  

 

そこに住むための

お金が足りないから

キャッシング。  

 

 

 

地獄ループです。

 

 

 

現実は

意識が変われば変わる

 

 

だから動かなくてもいい

 

 

そんな風にも

どこかで思っていた気がします。

 

 

 

つづく

隣人トラブル

前回の続きです。

 

いよいよどん底、、というか

誰のせいにもできない現実を

突きつけられてきます。  

 

今までは、なんだかんだ言って

人のせい、

親のせい、

環境のせいに

できてたんですよねえ・・・。  

 

かわいそうな私でいられたんです。    

 

そんなことを言ってられなくなってきました。    

 

 

まず、彼氏と別れて始めたひとり暮らし。  

 

最初は、開放感と可能性に

満ち満ちてました。  

 

 

私はなんでもできるくらいに思ってました。    

 

大変な状況に気づいたのは

1ヶ月くらい経った頃でしょうか・・・      

 

思えば、引っ越し当初から

いろんな問題が浮き彫りになってました。    

 

鉄筋コンクリートのマンションでしたが

音がどうも筒抜けらしく・・・  

 

やけに壁がドンドンいうなあと

最初は気に留めてなかったんです。  

 

どうやら壁のドンドンは

私に向けられたもののようでした。    

(私は普通に生活していた)    

 

ある日、不動産屋さんから

私に電話がかかってきて  

「隣人から音の苦情がきています」と・・・。  

 

 

たしかにその日は

小さな子どもが遊びに来ていて

騒がしかったと思います・・・

 

 

それ以外に

身に覚えがないんです。

(上の階の人が騒がしいなと思うことはあった)  

 

どうやら、上の音も下の音も

全部私が出してると思ってる様子。  

 

 

違うと弁明しても全然だめ。  

 

次第にエスカレートしていき  

ドンドンするだけでなく

 

叩く蹴る、物を投げる、

罵声を浴びせる

(死ねとか消えろとか聞こえます・・・)  

 

 

身の危険を感じるレベル。    

 

 

私は完全に怯えて

音を立てないように

ひっそりと暮らしていましたが

(テレビもなかったので、こだまするのは  

パソコンのマウスのカチッカチッという音だけ)  

 

 

それでも、もはや憂さ晴らしのように

壁の殴る蹴るを繰り返され  

 

 

私はノイローゼになってきました・・・

 

 

つづく

それぞれの別れ

結婚半年で離婚した

(というより一方的にフられた)夫は

しばらく自暴自棄な状態が続きました。    

 

「もう彼女なんていらない」

 

「もし付き合うにしても

結婚願望のない人がいい」 

 

とよく言ってました。    

 

 

まわりの友だちも

心配してましたが

 

もともとマイペースだし

自由を謳歌してるようにみえて

よかったなとも思いました。

 

 

私と夫の関係はというと

ずっと、とても気があう友だちでした。    

 

お互いの家を行き来して

ゲームや映画をみたりして遊んでました。

(夫はよく家に人をたくさん呼ぶ人です)    

 

夫が元奥さんと別れてから

2年後くらいだったか・・・    

 

私も、付き合ってた彼と別れました。

 

 

同棲までして別れるのは、

本当にエネルギー使います。。    

 

特に、内縁の妻状態だったし

経済的にも

彼におんぶにだっこだったので

 

もう潮時だったのに

別れを避けようとするあまり

 

彼に女性の影ができ始めたのでした。

(最後まで認めませんでしたが)

 

 

彼の顔色を伺いながら

愛されてることが信じられず

 

当然の流れでしたね。。

 

 

約3年間の同棲に

終止符を打ちました。

 

 

そして、

別れてから1ヶ月くらいして

私は一人暮らしを始めました。  

 

 

ここからが

私の本格的などん底の始まりです(笑)    

 

当時、私はすでに

ヒーラー専業になっていましたが

 

貯金などはなく

(むしろ親ともども金欠、過去の生い立ち参照)  

 

セッションの予約が入らなければ

家賃すら払えないという不安定な状態。  

 

3ヶ月くらいは、

やりくりしながら

なんとかなってたんですが

 

ついに、払えなくなってきたのです・・・

 

 

続きます