まめ子の独白

どん底から這い上がり続けた日々を振り返っています

左目の話

私は、生まれつき

左目がほとんど見えてません。    

 

弱視」という病気

(になるのかな?)です。  

 

そのことに気がついたのは

小学校にあがる少し前。  

 

おふざけで

視力検診ごっこをしてて発覚しました。    

 

 

その時点で、ほぼ手遅れで

頑張っても

視力が回復する確率は1%以下とのこと。  

 

回復することはありませんでした。

 

現代の医学では

治療はできないみたいです。  

 

だいたいは、

「斜視」といって

目玉がずれる感じになるそうなんですが  

 

私にはほとんどそれがなかったので

発見が遅れたんです。

(よーーーくみると、

ちょっとだけずれてるんですよ〜)    

 

 

「かわいそう」という視線で

みられたことがありますが  

 

ただ、もともと見えないので

不便だっていう感覚がないです。    

 

学生の頃の視力検診で

突っ込まれるのがすごく嫌で  

 

なぜか、ほとんど見えてないのに

正答するというミラクルを起こしてました。    

 

 

左目の視力を補うように

心の目を養ったような気もしています。    

 

 

ちなみに、母親からは

「そのうち右目も見えなくなるよ」

と意地悪されてましたね〜。  

 

そんなことはないって

どこかでわかっていたものの

なんでそんなこというんだろう・・・  

 

と、私の心の中でいつもつぶやいていました。  

 

(言いたいことが本当に言えない子でした)    

 

話が少しそれましたが

目のトラブルは、

否定的な目線もありますが  

 

「目に見えるものに惑わされない」  

「心の目(自分の感覚)を養う」  

 

というメッセージでもあると思ってます。    

 

 

もともと見えないので

不便を感じたこともありませんが  

 

この左目を 愛おしくも思っています。